ナイナイ岡村　相方・矢部にたった一つのお願い「とにかく笑といてくれ。俺が何かした時に」

　お笑いコンビ「ナインティナイン」の岡村隆史（50）が、3日放送のフジテレビ系「ナイナイDAYS」（後2・30）に出演し、相方の矢部浩之（49）への「ただ一つのお願い」を口にした。 　結成30周年を迎えた2人は、番組の企画で2人きりのキャンプへ。お笑いや結婚、相方への思いを赤裸々に語り合った。岡村は「よう30年もできたなって思うけどな。毎年、聞いてたもんな？『10年ごとくらいに解散せえへんよな？って確認していこうな』って」と、常にコンビ解散の恐怖があったことを告白した。矢部は「心の距離は遠くなってたんよ、絶対的に」と一時的な距離を明かしつつも、「俺は考えたこともない。いつ解散とか、何かあったら解散とか」と断言。岡村は「60までは『ナインティナイン』かな？」とおどけ、矢部を笑わせた。

　キャンプが終わりに差し掛かったころ、矢部は岡村に対し、「自然体の仕事は無理しなくていい。普通に思ったことを言ってくれていいと思う。キャラを作って入れる番組は、力を入れてほしい。一番おもしろいと思ってるから。現場でもオンエアでも絶対おもしろい」とリクエスト。さらに、「志村さんってそうやったな。コント番組はガッと入って、トークは自然体でいはったな」と、岡村が尊敬する故・志村けんさんを引き合いに振り返った。

　すると岡村は、「俺からは一つだけやな、矢部氏に言えることは。とにかく笑（わろ）といてくれ。俺が何かした時に」と照れくさそうにお願いした。「笑わへんようになった時期があるからね」と紆余曲折を振り返る矢部に、岡村は「仲が悪いんじゃないけど、そういう波やったんやろな。これからも笑といてくれたらええな」と繰り返した。