「麒麟がくる」染谷将太 安土城の大広間「広すぎ(笑)」心理戦展開も光秀の表情「よく見えない(笑)」
2021年01月11日 14:00
芸能
大河ドラマ59作目。第29作「太平記」(1991年)を手掛けた名手・池端俊策氏(75)のオリジナル脚本で、智将・明智光秀を大河初の主役に据え、その謎めいた半生を描く。
第40話は、大坂本願寺攻めの最前線から突如、松永(吉田)が逃亡を図り、織田方に衝撃を与える。光秀(長谷川)は今、離反する理由を松永に問いただす。松永は筒井順慶(駿河太郎)に大和の守護の座を与える信長(染谷)が許し難く、自分に大和を任すという本願寺側に付くと明言し…という展開。
松永の自害後、光秀は信長から安土城に呼び出され、帰蝶(川口春奈)と久々に対面。帰蝶は信長を置いて美濃に戻ると明かし「戦が終わって穏やかな世になったら、遊びにおいでなされ」。そして、光秀は松永に託された平蜘蛛の在り処を信長に問われるが、本当のことを言わず。信長は「十兵衛が初めて、わしにウソをついたぞ」と見抜き、怒り心頭。背後には、羽柴秀吉(佐々木蔵之介)の偵察があった…。
信長役の染谷将太(28)は番組公式ツイッターを通じ「平蜘蛛の件では、十兵衛を試したのだと思います。でも、ウソをつかれてしまった。ほかの者なら、その場で首をはねていたかもしれない…だけど、十兵衛のことはこれからも頼りにしたいので、それはできない。信長にとって十兵衛は、そういう掛け替えのない存在なんです」と、まだ信頼感。
また「安土城の大広間は、はっきり言って広すぎです(笑)!十兵衛と話している時も、ウソを言っているかどうか見極めたいのに…長谷川さんの表情がよく見えないくらい遠いんです(笑)。でも、あの距離感での芝居は初めてだったので、いい経験になりました」と苦笑気味に振り返った。