ロンブー淳、聖火ランナー辞退「犬山市に申し訳ない」も「森さんの思考にどうしても同意できなかった」
2021年02月04日 09:20
芸能
そのうえで、今回の辞退について聞かれた淳は「僕は怒っているのは『有名人は田んぼを走ればいい』ということよりも僕が思っているのは、『どんなことがあっても必ず東京五輪をやるんだ』というのが僕は理解できなかった」と前置きしたうえで「そういうものに僕が聖火ランナーとして参加するのは辞退したいという思いです」とあらためて説明。「人気タレントが田んぼを走るってことを疑問に思ったんではなくて、五輪をどんな形でもやるって、この立場の方がおっしゃることに同意ができなかったし、だから聖火ランナーというのに、五輪・パラリンピックにもひもづいてくるので、僕は参加できないなというのが事実です」と強調した。
自身は東京五輪の“延期”を以前から訴えてきた立場でもあり、「何がなんでもやるんだ!と国民を鼓舞して、強引に五輪をやって、誰が幸せになるんだろうと思う。僕は聖火ランナーを、4月5日を抑えていたんですけど、そのスケジュールもバラして(キャンセルして)、これは(走る予定だった愛知県)犬山市のほうにも『僕は辞退させてください』ってことは伝えて、動画を投稿した」と経緯を明かした。
淳は「僕が一番好きなのが犬山城。国宝・犬山城をいろいろな人に知ってもらえるならってことで、犬山市の方にお願いされて、走ることを決めたんですけど、犬山市の方に本当に申し訳ない。本来なら犬山城を何かしらの形でPRできたのが、僕が走らないことでPRできなくなっちゃうので、心苦しいんですけど、森さんの思考、考え方にはどうしても同意できなかった」とした。
淳は3日、自身のYouTubeの公式チャンネルで、辞退理由を「(大会組織委員会の)森喜朗会長がインタビューで、東京五輪は新型コロナウイルスがどんな形でも開催するんだという理解不能な発言をされていたが、同意しかねる」などと説明した。