溝口紀子氏 森会長の謝罪会見、外国人の友人は「“日本は大丈夫か”“恥ずかしくないか”って」

2021年02月05日 11:38

芸能

溝口紀子氏 森会長の謝罪会見、外国人の友人は「“日本は大丈夫か”“恥ずかしくないか”って」
溝口紀子氏 Photo By スポニチ
 1992年バルセロナ五輪柔道女子銀メダリストで日本女子体育大学教授の溝口紀子氏(49)が5日、コメンテーターを務めるTBS「ひるおび!」(月~金曜前10・25)に出演。東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長(83)が日本オリンピック委員会(JOC)の評議員会で女性蔑視ともとれる発言をしたことについて会見で発言を撤回、謝罪したことに言及した。
 森氏は3日の評議員会で、JOCが女性理事を増やしていく方針を掲げていることに「女性がたくさん入る理事会は時間がかかる」などと発言。4日の会見で「五輪・パラリンピックの精神に反する不適切な表現だった」として発言を撤回し、陳謝。「そういう話はもう聞きたくない」「面白おかしくしたいから聞いているんだろう」と語気を強める場面も見られた。会長職の辞任は否定した。

 溝口氏は「私も日本国内にいて、おじいちゃんだから仕方ないな、分かんないんだろうなっていう感覚だったんですが、昨日の謝罪会見はすぐに外国に流れたようで、海外の外国人の友人、英国、フランス、米国の友人から“日本は大丈夫か”と。“トップの人がこんな差別発言をしてよくやってけるね”“恥ずかしくないか”って言われて、ことの重大さに気づきました」と話した。そして、会見で「撤回する」と言ったところまではよかったとしながら「女性記者にあんたとか、マスク外せとかすごい高圧的で、その態度がやっぱりトップとしていいのかなって。おじいちゃんで功労者っていうことじゃなく、もう高齢者以前に公人ですから、この発言はちょっと不適格かなって思いましたね」とした。
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