【NEWS加藤シゲアキ 吉川英治文学新人賞受賞 】
吉川英治文学賞選考委員を務めた作家重松清氏(57)が会場で講評を担当。「オルタネート」について「非常に清らかで新しくて、言ってみれば爽やか」と語った。ほかの選考委員の評価も紹介。「青春のもやもやしたものをよく描けている」と語ったという。
選考は接戦だった。委員は重松、伊集院静、大沢在昌、恩田陸、京極夏彦の5氏で、約2時間協議。決選投票には受賞2作と、野崎まど氏の「タイタン」の3作が残った。
決選投票では選考委員が各自1作品ごとに○△×で評価して受賞作を選出した。