22年春NHK朝ドラ「ちむどんどん」ヒロインは黒島結菜「まさか」舞台は沖縄 史上初「あさイチ」で発表
2021年03月03日 08:20
芸能
タイトルは沖縄のことばで「チム(肝=心胸・心)が高鳴る様子」「胸がドキドキする」という意味。現在放送中の20年後期「おちょやん」、21年前期「おかえりモネ」、21年後期「カムカムエヴリバディ」に続く朝ドラ通算106作目。沖縄を舞台にした朝ドラは01年前期「ちゅらさん」、12年後期「純と愛」に続く3作目。
映画「パッチギ!」「フラガール」など知られ、14年後期の朝ドラ「マッサン」を手掛けた羽原大介氏(56)がオリジナル脚本で約8年ぶり2度目の登板。沖縄料理に夢をかけるヒロイン・比嘉暢子(のぶこ)と個性豊かな4兄妹、本土復帰からの歩みを描く。1960年代に沖縄本島北部「やんばる地方」のサトウキビ農家に生まれた暢子は沖縄本土復帰の72年、子どもの頃に心を奪われた西洋料理のシェフを目指して上京。「東京で沖縄料理の店を開きたい」と夢を抱く。
語りは沖縄出身のラジオパーソナリティー、ジョン・カビラ(62)が務める。今年秋頃クランクイン予定。
黒島の朝ドラ出演は3作目。11年、中学3年の時、ウィルコム沖縄イメージガールコンテスト「沖縄美少女図鑑賞」(特別賞)を受賞。12年から本格的に芸能活動をスタートし、13年1月公開の沖縄復帰40周年記念作品「ひまわり~沖縄は忘れない あの日の空を~」(監督及川善弘)で映画初出演を果たした。
14年「マッサン」で朝ドラ初出演、15年「花燃ゆ」で大河ドラマ初出演。16年7月期の日本テレビ「時をかける少女」で連続ドラマ初主演。主演を務めた17年10月期の戦国SFラブコメディー「アシガール」が好評を博し、18年12月に続編スペシャルも放送された。
19年の大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」で主人公・金栗四三(中村勘九郎)の教え子・村田富江役、19年後期の朝ドラ「スカーレット」でヒロイン・川原喜美子(戸田恵梨香)と夫・八郎(松下洸平)の間に“波乱”を巻き起こす弟子・松永三津役を好演した。