小室哲哉「やっぱりヒット作品だと思う。やりたいものが」 ヒット曲の歌詞を“勉強中”

2021年03月15日 15:36

芸能

小室哲哉「やっぱりヒット作品だと思う。やりたいものが」 ヒット曲の歌詞を“勉強中”
小室哲哉 Photo By スポニチ
 音楽プロデューサーの小室哲哉(62)が、15日放送のTOKYO FM「ディア・フレンズ」(月曜前11・00)にゲスト出演し、今後の創作活動への意欲を語った。
 18年にいったんは音楽活動引退を表明したものの、20年には乃木坂46の「Route246」を作曲するなど、活動を再開している。番組ではリクエスト曲に、自身が手掛けた映画「天と地と」のインストゥルメンタル(歌なし)曲の「炎」を選んだ。「あえてインストゥルメンタルをお願いしちゃったんですけど、自分の書いた詞とかを聞くのがあれ?どうかなっていう感じ」と、自身が生み出してきた歌詞に対する今の率直な気持ちを打ち明けた。

 「今の人たちの歌詞を勉強、というかすごく聞いている」という小室は、「今の時代の子たちの歌詞のほとんどは、羅列がすごくて、ラップくらいな。四字熟語なんて当たり前に入ってくる」と、情報量の多さに驚がく。「音楽自体の流れはそこまで変わってないけど、歌詞の世界観というのは、コロナ禍でもあるけれど相当、変わってるなと思ってビックリしています。自分で言葉をつづるみたいなことは、とてもまだできない」と話した。

 パーソナリティーの歌手・坂本美雨(40)から純粋に作りたい作品について聞かれると、「たぶんだけど、やっぱりヒット作品だと思う。やりたいものが。最初の初心に返ると『どうにかTM NETWORKでヒット曲を作りたい』というエネルギーが一番だった」と意欲を見せた。一方で、「そこに戻れたら最高だなと思っているけど、まだその手前くらい」とも話した。
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