キートン山田、28日「ちびまる子ちゃん」最後の出演「みなさんに感謝です」さくらさんへの思いも
2021年03月21日 08:00
芸能
最後の出演回で、いつもとは少し違った登場となるキートンは、「ナレーション以外のせりふだったので、たった2言でしたが、難しかったです。でもナレーションでは出せない感情が出せて、役者に戻ったようでうれしかったです」とコメント。また31年間で一番の思い出については、「さくらさんが亡くなったこと。実はさくらさんが亡くなった時には、ぼくは心の中で“75歳になったら『ちびまる子ちゃん』を卒業させてもらう”って決めていたんですが、まださくらさんに言える段階ではなくて」とし、「実はさくらさんのお別れ会で、さくらさんの生い立ちをナレーションで語ったんです。TARAKOさんと2人で。でも感謝するにはすでに遅く、一言ありがとうと言いたかった」と明かした。
卒業を控え、キートンは「31年間続ける上で、大勢のスタッフと関わってきたので、そのみなさん方に感謝したい。たくさんあるナレーションのお仕事の中で一番気を遣うのはこの『ちびまる子ちゃん』なんです。せりふの分量は少ないけど、勢いでできないから、体調とかも含めて一番気を使う。この年までやってこられたことに、スタッフのみなさんに感謝です」とコメント。
また、アニメ制作スタッフは「31年間、1445回もの間、おかしみがあり温かみのあるお声で、いつもまる子たちを、そして番組を支えてくださり本当にありがとうございました!キートンさんには感謝しかありません」と功績を称えた。