東京五輪の聖火リレーは2日、長野県での2日目が実施された。タレント峰竜太(69)が飯田市の小学校から第1走者としてスタート。隣接する下條村出身で長野県永久観光大使を務めている。校庭を子供たちとゆっくりと進んだ後、聖火をつないだ峰は「こんな感動は生まれて初めて」と笑顔を見せた。
第2次世界大戦後、日本が初参加したヘルシンキ五輪開催年の1952年に誕生。中学1年だった64年の東京五輪ではテレビで見た聖火ランナーに憧れを抱いた。「火をともしてもらった時、温かさが伝わってきて、これが聖火だと感激しました。コロナ禍ですが、この光をつないでいってほしい」と話した。
お笑いコンビ「オリエンタルラジオ」の藤森慎吾(38)は出身地の諏訪市を走り「一生に一度の思い出ができた」と喜びを語った。