新型コロナの影響で昨年春から公開が延期される作品が相次いだ。特に米ハリウッドの大作はほとんど公開のめどが立たず、今年以降にずれ込んだため、夏休みや冬休みの繁忙期に“渋滞”する可能性が出ている。
既に夏の公開で決定しているのはマーベルの最新作「ブラック・ウィドウ」(7月9日)、「ワイルド・スピード ジェットブレイク」(8月6日)。冬には「キングスマン ファースト・エージェント」(12月24日)などが控える。ほかに「トップガン マーヴェリック」、「007 ノー・タイム・トゥ・ダイ」、「ゴーストバスターズ アフターライフ」なども年内公開を予定している。
邦画では、岡田准一主演の「燃えよ剣」が約1年半の延期で今年10月を予定。2度目の緊急事態宣言で3月に公開予定だった「ドラえもん のび太の宇宙小戦争2021」、「キネマの神様」なども延期された。