橋下徹氏 丸川五輪相の“絆”発言に「情緒的なことはいらない」

2021年05月11日 15:27

芸能

橋下徹氏 丸川五輪相の“絆”発言に「情緒的なことはいらない」
橋下徹氏 Photo By スポニチ
 元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏(51)が11日、TBS系情報番組「ゴゴスマ~GOGO!Smile!~」(月~金曜後1・55)に生出演。東京五輪・パラリンピック開催をめぐる丸川珠代五輪相の発言についてコメントした。
 丸川五輪相はこの日、定例会見を行い、新型コロナウイルスの感染拡大により今夏の東京五輪・パラリンピック開催に反発の声が集まる中、「東京大会開催は特にコロナ下で分断された人々の間に絆を取り戻す大きな意義があると考えている。特別な努力をしたアスリートが真剣勝負を繰り広げ、その努力を称え合う姿は必ず人々にお互いを許し合い、喜びを分かち合う思いを取り戻してくれると信じています。東京大会は世界中の人々が新たな光を見出すきっかけになると考えています」と開催意義を強調した。

 橋本氏は「丸川さんは『絆』とかね、こういう情緒的なことはいらないんですよ」とバッサリ。「それだったらちゃんと“感染対策をやれば民間企業が営業できる、そういう社会にしていきますから”って言えば、ある程度国民から納得を得られるのに。またいつもの自民党の絆って言葉、自民党好きなんですよ」と、あきれた。

 さらに「感染対策がいくらできていても、病院の病床ひっ迫率がものすごい高いとき、コロナ対応をやっている医療従事者が東京でバタバタやっているときに、いくら無観客でオリンピックって言っても、なかなか国民感情は納得できないと思う。だから僕はずっと、基準を言うべきだと。こういう場合にはできないってことを、きちんと言うべきですよね」と訴えていた。
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