阪神・佐藤輝 小学生時代の知られざる挫折と父の逆鱗に触れて伝えられたメッセージとは
2021年05月15日 10:00
芸能
開幕2戦目のヤクルト戦(神宮)でバックスクリーンにプロ初本塁打を放つと、4月10日のDeNA戦(横浜)で右翼席スタンドを越える場外弾を放ち周囲を驚がくさせた。過去に横浜スタジアムで場外弾を放った日本人は松井秀喜、金本知憲、筒香嘉智ら強打者に並んだ。さらに5月に入ると、首位を走る阪神の4番にも抜てき。その4番デビュー戦でプロ野球史上初の満塁弾を放つなど勢いが止まらない。
そんな男も学生時代から順風満帆だったわけではない。小学1年生の頃に野球を始めた佐藤輝だったが、小学6年生の時にあることがキッカケで挫折してしまい、野球から心が離れてしまった。その出来事とは何だったのか。
また、現在はパワーヒッターとして活躍する近藤輝だが、中学まで線の細い選手だった。高校入学前、65キロだった佐藤輝に父・博信さん(52)は筋力トレーニングを勧めた。すると、体重が3年間で30キロも増え、中学時代に本塁打0だった佐藤輝は高校3年の春から夏までの4カ月で15本の本塁打を放ち、才能を開花させ始めた。
そして、大学野球の名門・近畿大学に入学すると一気に花開いた。近大・田中監督から「最短距離でヘッドを立てて出す」スイングに改造された。この技術を2年生で習得した近藤輝は逆方向への長打が増え、大学No.1打者にまで成長した。そして4球団の競合の末、阪神に入団した佐藤輝だったが、ドラフト1カ月前のリーグ戦での行動が父・博信さんの逆鱗に触れてしまい、伝えられたメッセージとは。