愛之助「大恩人 イズム踏襲したい」

2021年05月28日 05:30

芸能

愛之助「大恩人 イズム踏襲したい」
若手歌舞伎公演「平成若衆歌舞伎第三弾『義経と知盛』」の会見を行った歌舞伎俳優・片岡愛之助(左)と養父の片岡秀太郎さん(2004年撮影) Photo By スポニチ
 【片岡秀太郎さん死去 】 愛之助は「私を歌舞伎の世界に、そして、松嶋屋に入れてくださった大恩人であります」と養父である秀太郎さんの死を悼んだ。関係者によると、葬儀には妻・藤原紀香とともに参列したという。
 愛之助は一般家庭に育ち、子役として活動。81年、歌舞伎の子役を務めた舞台で秀太郎さんの父・仁左衛門さんに見いだされた。部屋子に誘われて片岡千代丸を襲名すると93年に男児のいなかった秀太郎さんの養子となった。「普段はとても優しいのですが芝居のことになると、とにもかくにも厳しい方でした」と回想した。

 13年にTBS系連続ドラマ「半沢直樹」で大ブレークした後も手放しで褒められることはなかった。秀太郎さんからは「歌舞伎の修業はきちんとしなさい」と常に役者としての姿勢を問われた。その言葉を胸に愛之助は「これからもなお一層、秀太郎イズムを踏襲したいと思っております」と誓った。
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