東国原英夫、大坂なおみの会見拒否に「選手は公人なのか準公人なのか」「弁護士含めて話し合うべき」
2021年05月31日 17:21
芸能
リモート出演した元プロテニスプレーヤーの沢松奈生子さん(48)は「直近のグランドスラム優勝者である大坂選手が、これだけリスクがあるかもしれないことを覚悟の上でアクションを起こしたという事実は極めて大きい。それだけ彼女が真剣に何かを訴えたいという思いは受け取らないといけない」とコメント。
「ただ、ここまで大会側と喧嘩腰になってしまって、かたくなな態度で自分の意思を表明することが、果たして彼女にとって良かったのか。記者会見という義務を果たした上で、“こういう質問は嫌だった。今後は改善してほしい”と表明する方が彼女にとっては良かったのではないかなと。これだけ大きな刀を振り上げちゃったので、どうやって鞘(さや)におさめるのか…。これは4大大会だけでなく五輪も関わってくる可能性もありますので、ちょっと心配しています」と語った。
MCを務める石井亮次アナ(44)が大会側と会見の進め方について話し合うより「ズドンとやるほうが一石を投じられると考えたのか分かりませんが…」と反応すると、東国原は「ズドンとやったほうが一石を投じられるという方法を選んだのでしょうね。僕は極めて稚拙な方法だと思っています。事前に話し合いをするべきだった。まあ、メール等々で“話し合いをしましょう”という提案をお互いにしていたみたいですが、うまくいかなかった、時間がなかったみたいで。おそらく、この大会が終わった後に話し合いの場を持たれるのではないかなと思います」と答えた。
続けて「会見って嫌な質問が飛ぶんですよ。政治でしたら、嫌な質問をする記者を指名しないとか入室を断るとかは、公人としてはあってはならないこと。政治家は公人ですが、ただスポーツ選手をどう考えるのか。公人なのか準公人と考えるべきなのか。そこは大会側、弁護士さんを含めて話し合いをするべきだと思います」と持論を述べた。