富田靖子 38年前デビュー作の“クライマックス”いまだに後悔「追い込んでも無理なものは無理」

2021年06月15日 12:16

芸能

富田靖子 38年前デビュー作の“クライマックス”いまだに後悔「追い込んでも無理なものは無理」
富田靖子 Photo By スポニチ
 女優の富田靖子(52)が15日、フジテレビ「ノンストップ!」(月~金曜前9・50)に生出演。デビュー作でいまだに後悔していることを明かした。
 富田はオーディションで約12万7000人の中から映画「アイコ十六歳」(1983年公開)のヒロインに選ばれ、主演デビュー。幼い頃から芸能界への憧れはあったといい「演劇クラブに入っていて、いいなと思っていて、薬師丸ひろ子さん、原田知世さんが映画デビューされて、それでオーディション雑誌もいっぱいあって、友だちに教えてもらって、夏休みだけで映画を撮れるらしいって。『きみ、夏休み映画に出ないか』っていうキャッチコピーだったので、これだったら両親も納得してくれるかもって思って、応募して、そのまま」と振り返った。

 そのデビュー作での印象的なシーンを聞かれると「いまだに後悔というか、ごめんなさいっていうシーンがあって」と富田。「クライマックスでみんなの前に泣きながら演説するシーンがあるんですけど、それができなくてできなくて、つらかったです。撮影してダメで、1週間後のクランクアップ直前にもう1回撮影してていう形で、それでも、全然自分ダメだなって思っています。教室の子はみんなそのオーディションで選ばれた普通の子たち。その子たちを5時間も6時間も待たせて芝居をさせていたので、プレッシャーは半端なかったです」といまだに後悔していることを明かした。

 番組はそのシーンの一部も公開。「本当に嫌です。すっごく嫌です」と困惑しつつ、「追い込んでも無理なものは無理なんです。オーディション受かって1カ月か、2カ月で撮影に入っているので、名古屋弁を覚えるのでいっぱいいっぱいで、追い詰められて。いまだにクリアできてなかったと思うし、教室の皆さんにすみませんって思う」と語った。
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