思った以上の“ガチ感”バトルで話題 テレ東「芸人動画チューズデー」
2021年06月15日 15:33
芸能
岩下裕一郎プロデューサーは「最下位になった芸人さんが凄くショックを受けるので、思った以上に“ガチ感”が出ています」と明かす。放送開始以来、常に上位だったコンビ「ラランド」が5月18日の放送で最下位に。岩下氏は「エースの脱落に緊張が走りました」と振り返る。視聴者参加型に加え、真剣勝負のドキュメンタリー要素が番組を面白くしている。
この人気を支え、さらに番組の奥行きを深めているのがディレクターのサポート。芸人5組にそれぞれ付き、1本5分前後の動画と、収録前にSNSに投稿する30秒と60秒のダイジェストを一緒に考えて作り上げる。本番用の動画を作る時には「その芸人さんの発想が具現化される」(岩下氏)が、ダイジェストは視聴者が投票するために見るもので、短時間に面白さを伝えるため、プロであるディレクターの腕がより試される。
岩下氏は「芸人さんが落選すると担当ディレクターは凄く責任を感じてしまう。なんとも言えない空気になります」と語る。落選した芸人にも再び出演オファーをする意向があるという。ディレクターもリベンジに燃えそうで、こちらの戦いも視聴者の楽しみとなる。