新型コロナ感染の向井地美音　舞台中止に「謝っても謝りきれないほど申し訳ない気持ち」体調の波も明かす

　新型コロナウイルスに感染したAKB48グループ総監督の向井地美音（23）が20日、自身のツイッターを更新。出演していた舞台「新・熱海殺人事件」（東京・紀伊國屋ホール）が千秋楽（21日）を迎える前に中止になり「『全員で無事に千秋楽を迎える』。舞台の稽古初日に約束したことを私のせいで叶わないものにしてしまいました。共演者の方々やスタッフの皆さん、楽しみにしてくださっていたお客様の思いを想像すると、謝っても謝りきれないほど申し訳ない気持ちでいっぱいです。本当にごめんなさい」と謝罪、苦しい胸の内を明かした。 　向井地美は18日に発熱と喉の痛みがあり、東京都内の医療機関でPCR検査を受けた結果、陽性が判明したと19日に発表。19日から千秋楽・21日までの4公演が中止になった。

　自宅療養している向井地は「この度は私のコロナ感染により関係者の皆様や応援してくださる皆様に多大なご迷惑をお掛けしてしまい、本当に申し訳ございません」と切り出し「今はファンの皆さんや周りの方々が送ってくれる優しいメッセージにとても励まされています」と感謝。「体調の波があり、自分でもまだうまく身体と気持ちをコントロールできないので、落ち着いたタイミングでまたツイートさせてください。改めてご迷惑をお掛けしてしまった皆様、本当に申し訳ありませんでした」と結んだ。

　劇作家・つかこうへい氏の伝説的作品。改修を終えた“演劇の聖地”東京・新宿の紀伊國屋ホールの柿落とし公演として今月10日に初日を迎え、向井地はヒロイン・水野朋子役をダブルキャストで演じていた。

　主催者は20日、19日時点で実施したPCR検査の結果は濃厚接触者を含め、公演関係者全員が陰性、症状も出ていないと発表。保健所の見解によると、観客は濃厚接触者に該当しない。