五輪スタッフ飲み会問題で「モーニングショー」謝罪 玉川徹氏、頭下げ「恥ずかしい。怒りを禁じえない」
2021年08月11日 08:43
芸能
コメンテーターを務める同社報道局の玉川徹氏は「テレビ朝日社員として視聴者の皆様の信頼を損ねたことを謝罪申し上げます。申し訳ありませんでした」と頭を下げた。
さらに「今回は3つ大きな問題があると考えます。緊急事態宣言下で、番組で行動の自粛を呼びかけてきました。呼びかける立場の社員が10人で集まって酒を飲んで宴会をしていたこと。2つ目として五輪に関しての感染拡大っていうのは危惧されている中で、五輪の番組を担当する社員がこういうふうな宴会していたこと。3つ目は感染が爆発して、医療体制はひっ迫しています。その中で無用な負荷を救急医療体制にかけてしまったこと」とし、「どれ一つとっても恥ずべきこと批難されるべきこと。私もとても恥ずかしいことで怒りを禁じえません」と感情をあらわにした。
「テレビ朝日として何ができるのか、一体なぜこういうことが起きてしまったのか。調査委員会などを作ってすべて明らかにする必要があると私は思います。社員個人の資質の問題なのか指導が足りなかったのか、テレビ朝日の構造的な問題なのか」と徹底調査が必要とした上で「すべて明らかにして視聴者の皆様にお伝えする。まずそこからしか信頼は回復できないと思います。テレビ朝日の社員、役員一人一人が失われた信頼を少しでも回復できるように努力するしかない。改めて羽鳥慎一モーニングショーやテレビ朝日を見ていただいている視聴者の皆様に謝罪致します。申し訳ございませんでした」と再度頭を下げた。
同局は10日夕方の「スーパーJチャンネル」(月~金曜後4・40)で林美沙希アナウンサーも同社が発表したコメントを読み上げたほか、「報道ステーション」(月~金曜後9・54)の番組内でも謝罪していた。