永瀬王座、終盤粘るも無念の投了「深い読みの部分で差」

2021年08月31日 05:30

芸能

永瀬王座、終盤粘るも無念の投了「深い読みの部分で差」
<第34期竜王戦挑戦者決定三番勝負第2局>藤井聡太二冠に敗れ、インタビューに応じる永瀬拓矢王座 Photo By 代表撮影
 将棋の第34期竜王戦挑戦者決定3番勝負は30日、東京都渋谷区の将棋会館で第2局を行い、先手の藤井聡太2冠(19)=王位、棋聖=が77手で永瀬拓矢王座(28)を下し2連勝で7番勝負初出場を決めた。10月8日に東京都内で開幕する7番勝負では豊島将之竜王(31)=叡王との2冠=に挑戦する。
 藤井の練習将棋仲間でもある永瀬は劣勢の終盤にも歯を食いしばって粘ったものの、持ち時間37分を残して無念の投了。「(予選の)1組優勝でいい位置からスタートしたが、結局は藤井2冠を抜かないと。深い読みの部分を含め差を付けられた」と無念の弁だ。9月1日には仙台で王座戦の防衛戦が開幕し、下旬には第71期ALSOK杯王将戦(スポーツニッポン新聞社、毎日新聞社主催)挑戦者決定リーグが控える。昨年同様の過密日程に臨む。
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