「おかえりモネ」最終章突入 百音&みーちゃん姉妹どうなる?番組CP「どう互いを理解し合っていくのか」
2021年09月26日 14:30
芸能
第95話(9月24日)、ウェザーエキスパーツの新規事業審査会。全国に地域密着型の気象予報士を、という百音の企画は新事業としては通らなかったが、地方営業所の扱いにし、百音は社員のまま。基本給と初期費用30万円を支給。朝岡(西島秀俊)は「ただし、2年で結果を出してください」と安西社長(井上順)の意向を伝えた。
菅波(坂口健太郎)は外科医としてのキャリアを積むため、地域医療に専念していた登米の診療所から東京に戻ることになり、結婚は保留。再び遠距離になる2人の関係とともに、わだかまりが解けた百音と未知(蒔田彩珠)の姉妹関係も最終章の注目ポイントとなる。
第94話(9月23日)、突風被害を心配し、橋を渡って実家に戻った百音は、気仙沼に帰りたい気持ちを未知に伝えた。
未知「なんで、私に聞くの?『戻ってきていいか?』なんて」
百音「それは…この家、ずっと守ってきたのは、みーちゃんだから」
未知「私がヤだって言ったら、戻ってくんのやめるの?そんなこと聞かれても困るか」
百音「やめる。みーちゃんがヤだって言うなら戻んない。それは当然だと思う」
未知「なんで?」
百音「私はここから逃げたから」
未知「違う。いられなくしたの、私だよ」
百音「違う」
未知「でも、私ひどいこといっぱい言った(回想『お姉ちゃん、津波見てないもんね』)」
百音「みーちゃんは悪くない。あの時、ホントはもっと受け止めてあげたかった。でも、できなかった。自分のことで、精いっぱいで。もう一度、やり直させてほしい」
未知「お姉ちゃん…。いいよ、戻ってきなよ、何言ってんの。いいに決まってる。2人で島ごと、気仙沼ごと、盛り上げよ。盛り上げるって柄でもないけど。私、この後、出勤なんだ。ちょっと寝とこうかな」
自分の部屋に戻った未知は1人、涙があふれた。百音は「まだ何もしてない」と決意を新たにした。
吉永CPは「安達さんが丁寧に紡いでくれた物語も、残すところ約1カ月となりました。気仙沼で百音が何をするのか、百音が地元に帰ったことで、気仙沼の人々の人間関係がどう変化していくのかが、毎週描かれます」とし、永浦姉妹については「ドラマの軸でもある百音と未知の2人。自分が何をしたいのかわからずにいた百音が、ようやく故郷に戻り、やりたいことを明確にしていきます。対照的に、今まで家業のため勉強や仕事に打ち込んでいた未知にも、変化がやってきます。2人が、どう互いを理解し合っていくのか、ご期待ください」と呼び掛けた。