「おかえりモネ」土曜MCサンド 緊張の本編&朝ドラ初出演!地元・宮城の漁師役 ネット「違和感ない」
2021年10月11日 08:15
芸能
SNS上には「サンドの漁師が違和感なさすぎるw」「違和感なさすぎて、しばらく気付かなかった」「サンドさん、漁師馴染みすぎ」「貫禄のありすぎる漁師!」「しっくりきすぎてベテランの域」などの声が相次ぎ、反響を呼んだ。
女優の清原果耶(19)がヒロインを務める朝ドラ通算104作目。清原とタッグを組んだNHK「透明なゆりかご」やテレビ東京「きのう何食べた?」などで知られる安達奈緒子氏が手掛けるオリジナル作品。朝ドラ脚本初挑戦となった。タイトルにある「モネ」は主人公・永浦百音(ももね)の愛称。1995年に宮城県気仙沼市に生まれ、森の町・登米(とめ)で青春を送るヒロイン・百音が気象予報士の資格を取得し、上京。積み重ねた経験や身につけた技術を生かし、故郷の役に立ちたいと奮闘する姿を描く。
第106話は、ある週末、新次(浅野忠信)と亮(永瀬廉)が永浦家を訪れる。七回忌を迎えた雅代(竹下景子)に線香をあげに来たのだ。その後、亮は耕治(内野聖陽)に船の購入の資金繰りについて相談。耕治から「頭金をもう少し用意した方がいい」とアドバイスされた亮は、気仙沼中央漁協の組合長・滋郎(菅原大吉)や漁労長(平野貴大)たちに掛け合う…という展開。
2019年12月、漁協。水揚げ高について話し合いが行われる。富澤は漁師A役、伊達は漁師B役を演じた。
漁師C「今年は市場の水揚げ自体が異常に少ないっすからねぇ」
漁師A「ようやく去年はメカ(メカジキ)がちょっと良かったのになぁ」
漁師B「うーん。海も変わってきてんだべねぇ」
漁労長「燃料代ばっかかかって、船出すだけクビが締まんでは、この冬はお手上げだな」
亮「メカ揚げながら、クロマグロ狙って稼ぐってわけにはいきませんか?」
漁労長「うーん、マグロは数量規制があっからな」
漁師B「でも揚げんなら正月の初売り狙いだなぁ。ご祝儀が付く」
漁師A「おぉ。新年1発目の景気付けにはいんでねぇか」
滋郎「ほんなうまくいくかよぉ」
亮「オレ、稼ぎたいんです」
滋郎「おめぇには船、買わせてやりたいけっどな」
漁労長「亮のためなら、マグロ狙ってみっか。正月は休みてぇけど」
亮「ありがとうございます。お願いします!」
サンドウィッチマンの土曜MCへの起用理由について、制作統括の吉永証チーフプロデューサーは今年4月、「宮城を舞台に描く朝ドラ『おかえりモネ』。土曜日の案内役候補を考えた時、真っ先に思い浮かんだのがサンドウィッチマンさんです。お二人の魅力は、何と言っても、人に対する優しい眼差しと、軽妙なトーク。故郷・宮城への愛と、視聴者と同じ目線で『おかえりモネ』を見てくれるのは、お二人しかいないと、お願いしました。初めてお二人にお会いした日。テレビで見ているままの気取らない人柄に感激、お願いして良かったと実感しました」と説明。
2人は「このお話を頂いて、率直な感想は『あ、ドラマ出演じゃないんだ』っていう…(笑)」(伊達)「そう、本編出演じゃないんだって」(富澤)「宮城が舞台だから、チョイ役あるかもって思ってましたけどね」(伊達)と笑いを誘うコメントを出したが、ついに“念願”が叶った。
「まあ、もしオレがやるなら登米の森林組合のベテラン作業員とかかな」(伊達)と語っていたが、今回は漁師役。地元の方言を披露した。
昨年前期「エール」の土曜MCを務めたバナナマン・日村勇紀(48)も第111話(昨年11月16日)に登場。ラジオドラマ「君の名は」の効果音を作る音響スタッフ役を演じ、本編出演を果たした。
■サンドウィッチマンのコメント
伊達「僕たちも、これで一流の役者の仲間入りですかね」
富澤「まあ、そうなるでしょうね。まあ、緊張しましたけどね。気象予報士役で出てます」
伊達「いや、どう見ても漁師だわ。でも、ホント緊張した。方言慣れているはずなのに、いざ!となると、できなくなったわ」
富澤「方言強すぎると、伝わらないしね。これ、全国放送だから、みんな分かんないと、クレーム来ちゃうでしょ」
伊達「オレらが 本気出しちゃうとね!何言ってっか分かんないからね!」
富澤「他の出演者の方も、気仙沼の方言、うますぎたよね」
伊達「ここ、実は渋谷のスタジオじゃなくて、気仙沼の漁協じゃない?って信じそうになったよ」
富澤「それにオレたちも馴染みすぎ」
伊達さん「皆さん、気づいてくれるかな?オレたちが出てるって。オレなんか、かけてるメガネは自前のじゃなくて役用のメガネだし。いつもと違うから分からないかも」
富澤「ほとんど一緒だから変わらないわ(笑)」