「おかえりモネ」“#俺たちの菅波”出現数 9月に急増!菅波先生人気をデータが実証 ドラマ全体を牽引
2021年10月22日 08:15
芸能
同社が自社開発・提供のソーシャルメディア分析・運用ツール「Keywordmap for SNS」を用い、「#おかえりモネ」に関する調査を行い、今月19日に結果を発表した。
ドラマは5月17日にスタート。月ごとの「#おかえりモネ」出現数は、
5月=35万6320
6月=47万3420
7月=47万5250
8月=59万1790
9月=91万4490
5~8月度と堅調に推移し、9月度は8月度の約1・5倍をマークした。
9月度の日別の「#おかえりモネ」出現数データを見ると、9月1~3日に出現数が大きく伸びた。百音、菅波、亮(永瀬廉)、未知(蒔田彩珠)の“四角関係”が濃密に描かれ、大反響を呼んだ第16週「若き者たち」(8月30日~9月3日)のオンエア時期と一致。9月度の日別の「#おかえりモネ」出現数のピークは第80話が放送された9月3日。この日だけで出現数は10万に迫るほどだった。
第80話は、自分にすがってきた亮と距離を置いたことについて、未知から「正しいけど、冷たい」と指摘された百音がショック。言葉も途切れがちだったが、菅波の「どうしたの?」砲が炸裂し「あなたの痛みは、僕には分かりません。でも、分かりたいと思っています」と抱き締め、ついに2人の気持ちが通じ合った。
「#俺たちの菅波」は7月から使われ始め、出現数は、
7月= 5830
8月= 6万3790
9月=19万 170
9月度は7月度の約30倍、8月度の約3倍。同社は「菅波先生を応援するツイートが『#おかえりモネ』の出現数増加を後押ししたのかもしれません」と菅波の貢献度を分析した。
坂口が好演している若手医師・菅波光太朗は当初、登米の森林組合に併設している「よねま診療所」に勤務。東京の東成大学附属病院に籍を置き、1週おきに登米に通う。地域医療や訪問診療に積極的になれず、常にドライで無愛想。百音ともソリが合わなかったが、ひょんなことから百音に気象予報士試験の勉強を教えることになった。百音が試験に合格した際は一人、ひそかに喜び。“トムさん”ことジャズ喫茶のマスター・田中(塚本晋也)の病気と向き合った経験や百音との出会いから、訪問診療を続けることを選んだ。
不器用ながらも百音を温かく見守る姿がSNS上で大人気。その“らしい言動”は「マジ菅波」などと呼ばれ、第46話(7月19日)の「東京編」スタート時には、既に「#俺たちの菅波」のハッシュタグが生まれていた。
気象予報士として百音が上京した後も、良き相談相手。2014年春の出会いから、約5年半。ゆっくりと距離を縮め、19年9月、ついに「僕は、あなたが抱えてきた痛みを想像することで、自分が見えてる世界が2倍になった。僕はあなたといると、自分がいい方に変わっていけると思える。たぶん、これからも。この、感情がすべてだ!一緒にいたい。この先の未来、1分1秒でも長く。結婚したいと思ってる」とプロポーズ(第91話、9月20日)。しかし、百音は地域密着型の気象予報士として地元に戻ることを決断。菅波も外科医としてキャリアを積むため、東京へ。第95話(9月24日)、「結婚は…保留だね。とにかく2人の仕事が落ち着いてからじゃないと」(菅波)。そして20年1月、ついに亀島の永浦家へあいさつに向かう。
最終週(第24週)も菅波の言動に注目が集まる。
<調査概要>
【対象データ】Twitterの10%のサンプリングデータ
【集計対象期間】2021年5月1日~9月30日
【使用ツール】Keywordmap for SNS