紅白司会に大泉洋、川口春奈、和久田アナ NHK起用理由は「テーマ『カラフル』をリードしてくれる方々」

2021年10月29日 11:23

芸能

紅白司会に大泉洋、川口春奈、和久田アナ NHK起用理由は「テーマ『カラフル』をリードしてくれる方々」
大泉洋(左)と川口春奈(C)NHK Photo By 提供写真
 NHKは29日、大みそかの「第72回NHK紅白歌合戦」(後7・30)で、女優の川口春奈(26)と俳優の大泉洋(48)、同局の和久田麻由子アナウンサー(32)が司会を務めると発表した。今年は「紅組司会」「白組司会」「総合司会」という呼称を、全員「司会」に統一。「番組の進行とともに、紅組白組はじめご出演いただくすべての歌手・アーティストを応援する存在」と説明した。
 川口は来年前期の連続テレビ小説「ちむどんどん」、大泉は来年の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」に出演予定。朝ドラ&大河コンビで年の瀬を彩る。大泉と和久田アナは2回目、川口は初の大役となる。

 第72回NHK紅白歌合戦・実施本部長の杉山賢治氏は、司会者の起用理由について以下のように発表した。

 ▽2021年、私たちは、新型コロナウィルスにより、言いようのない不安な日々を過ごしています。一方、1年延期された東京オリンピック・パラリンピックが開催され、国内外の選手たちが、ひたむきに競技に臨む姿に、心打たれました。そして、オリンピック、パラリンピックは、多様性を認め合う大切さを私たちの心に残してくれました。そんな年にお送りする第72回紅白にふさわしいテーマとして「Colorful カラフル」を選び、そして、そのテーマをリードしてくれる方々に司会をお願いすることにしました。

 まず、去年に引き続き、司会をお願いする大泉洋さんです。人気・実力ともに日本を代表する俳優であり、明るく巧みな話術に、抜群のユーモアのセンスを併せ持っている方です。木曜夜に放送している「SONGS」の番組責任者でもある大泉さん、歌やアーティストへの熱い思いが、新たな司会スタイルでお送りする紅白歌合戦をリードしてくれると確信しています。

 川口春奈さんは、紅白初出演・初司会です。大河ドラマ「麒麟がくる」や、来年の連続テレビ小説「ちむどんどん」への出演など、今、最も注目を浴びている俳優のお一人です。これまで数多くの映画・ドラマ・CM などに出演されているほか、 You Tube でも話題になるなど、活動の幅を広げています。川口さんが、どんな新しい色を紅白歌合戦に加えてくれるか大いに期待しています。

 そして「ニュースウオッチ9」のキャスターで、東京2020オリンピック開会式および東京2020パラリンピック閉会式の実況も務めた和久田麻由子アナウンサーが、大泉さん川口さんとともに司会を務めます。

 今年の紅白は、NHKホールを離れ、東京国際フォーラムでの開催です。これまでにないスタイルの紅白となりますが、今年も、最高の歌の数々をお届けします。司会陣の皆さんには、紅白の舞台で感じた、歌や出演者の皆さんへの思いを存分に、ご自身の言葉で伝えてくださることを期待しています。大泉洋さん、川口春奈さん、和久田麻由子アナウンサーがお届けする「カラフル」な第72回紅白をお楽しみください。

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