太田光 選挙特番での炎上で“新・爆笑問題”を提案したタレントとは?「優しいよ。笑わせてくれてさ」
2021年11月10日 12:14
芸能
その後、太田の事務所スタッフの元に、あるタレントから頻繁に電話がかかってくるようになったという。「3日前くらいから1時間ごとに連絡が来てて、『どうしても太田君と話したい』と」(太田)。電話の主は、せんだみつお(74)。電話に応対した太田は、せんだの「お忙しいところすみません」という腰の低い態度に安心し、せんだの話を聞いたという。
せんだはまず、「僕らは分かってますけど、とにかく今は日本人はとにかく、こう言っちゃなんですけど、熱しやすく冷めやすいところもあるし、そういう意味で言うとですね、明日『サンジャポ』でしょう?あなたを不快に思っている人たちもみんな見てますから。言い訳とかは一切しないで下さい」と、太田にアドバイスをくれたという。
まじめに聞き入っていた太田だったが、次にせんだが発した忠告にビックリ。「謝罪するという時は、“とにかくどうもすいませんだみつお”と。“二度とやりませんだみつお”と。『せんだに言われた』というふうにサンジャポで言っていただけたらですね、私の名前もね…」。謝罪にかけて、せんだを宣伝するようアピールされたという。
太田が「せんださん、すみませんけど、これ何の電話ですか?」と尋ねると、せんだは自身が起こしたひき逃げ事故での経験を引き合いに、「もし明日、太田君がいろいろやって、『サンジャポ』が終わったとしてもですよ?太田君が(番組から)抜けたとしても、そしたら芸能界3年間、いろいろ謹慎とかそういうのをして下さい。その間に本を書いて下さい。本のタイトルはですね、『不運の漫才師 太田光』。結構売れます」とまたしても珍アドバイス。さらに、「あなたが抜けた後、私がタイタン(爆笑問題の所属事務所)に入るに当たってですね、手続きもありますし、田中君とコンビを組みますよね」と、太田に代わってなぜか自分が田中とコンビを組むプランまでぶち上げた。
その後もなぞのジョークなどを続けるせんだに、太田はついに「せんださん、切りますね」と通話を終わらせたという。なぞの多いアドバイスではあったが、太田は「優しいよ、でもさ。笑わせてくれてさ」と感謝も口にした。田中は「俺と組むつもりなのかな?」と、まさかの“新・爆笑問題”構想に驚いていた。