武田真治 顎関節症患い絶望した日々、大物ミュージシャンとの出会いが転機「救われたよ」
2021年11月23日 16:06
芸能
そんな時期、親交のあった俳優・竹中直人(65)を介してロックミュージシャン・忌野清志郎さん(2009年死去、享年58)に出会ったという。清志郎さんのプライベートスタジオを訪れた武田は「(サックスを)吹いてごらん」と促された。「しばらく吹いていなかったんだけど、忌野清志郎さんがつま弾くギターに合わせてサックスを吹けるなんて、そんなこともないかなって思って、恐る恐るみたいな」。これがきっかけで、武田はサックス奏者として清志郎さんと音楽活動を共にし、ツアーに参加することになる。 自身にとって前向きになる大きな出来事だったといい、「救われたよ」「精神的なものも大きかったから。気持ちが吹きたいと思って吹くことと…」とコメント。そのころ、清志郎さんは自転車にハマっていたし「僕がちょうどお医者さんに『体力をつけろ』って言われていたこともあって、一緒に体力を清志郎さんと(つけた)。集合をかけられて半分以上が自転車で体力作りだった」と懐かしそうに語った。
清志郎さんとの出会いで精神・肉体が改善したと武田。現在も症状は続くが、病気との上手な向き合い方にもつながったようだ。「やっぱり演奏が立て込むと口が開かなくなったりしちゃう。それでも、痛いところまではなるべくいかないようにして」と話していた。