千葉真一さん自伝22日発売 健さんからハリウッド挑戦後押し 真剣佑、郷敦の愛息2人には“遺言”託す
2021年12月21日 05:30
芸能
体操で五輪出場を目指すも、大学時代にケガをして断念、俳優の道を進んだ千葉さん。さまざまなトラブルにも見舞われる中で、かわいがってもらい、生き方を学んだのが健さんだった。1959年に入社した東映時代の先輩。自身が主演した映画「カミカゼ野郎 真昼の決斗」(66年)への出演を直訴し、共演が実現した時は夢心地だったという。50歳を過ぎての米国移住にも「千葉、絶対に行ったほうがいい」とハリウッド挑戦の背中を押してくれたことを明かしている。
副題の通り、息子2人への遺言的な要素もある。ハリウッドに挑戦する2人のために脚本を書きためていたといい、双葉社の渡辺拓滋編集局次長は「父親として、そして俳優の大先輩としての最後のメッセージも記されております」と説明。健さんや恩師と慕った深作欣二監督、キアヌ・リーブス(57)らハリウッドスターと一緒に写った計64枚の秘蔵ショットも初公開される。