鈴木大地氏 北京五輪の相次ぐ中国有利“微妙判定”に「私の目には…今後のためにもしっかり議論を」

2022年02月09日 14:06

芸能

鈴木大地氏 北京五輪の相次ぐ中国有利“微妙判定”に「私の目には…今後のためにもしっかり議論を」
鈴木大地氏 Photo By スポニチ
 ソウル五輪金メダリストで前スポーツ庁長官の鈴木大地氏(54)が9日、フジテレビ「めざまし8」(月~金曜前8・00)に出演。北京冬季五輪スピードスケート・ショートトラック競技での判定に言及した。
 番組では、ショートトラック男子1000メートル準決勝で、韓国の選手が残り4周で前を滑っていた中国の選手2人を追いこし先頭に出た際に、中国の選手の妨害をしたとして失格となった場面や、同決勝で中国の選手を抜いたハンガリーの選手が失格となった場面のVTRを放送。ほかにも中国有利の判定があったとし、韓国やハンガリーが国際スケート連盟に抗議していることを伝えた。

 鈴木氏は「われわれ競泳なんかは白黒はっきりつくからいいんですけど、こういう競技は難しいですね」と言い、「最初の韓国と中国(の準決勝)は、私の目には反則しているようには見えなかった。2つ目(の決勝レース)は、中国の選手が明らかに手をかけていたようにも見えますね。当然、ジャッジの人の方が近くで見ているので正確に見ていたってことになるんですが、ハンガリーや韓国の選手が抗議する気持ちもよく分かる。私は国際水泳連盟の理事をしているんですが、選手が不服を申し立てて抗議したり、裁判を起こしたりするとみんなが集められて、そこで見て最終決断する時が、あったんですけど、ぜひこういうのは今後のためにもしっかり議論をしてもらいたい」と自身の見解を述べた。
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