テレ朝「報ステ」自社の亀山慶二社長辞任、謝罪コメント伝える 大越キャスター「襟を正していかなければ」
2022年02月10日 22:44
芸能
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同社によると、亀山氏は社長に就任した2019年6月以降、スポーツイベントへの出席や営業活動のため、会社の経費で国内各地に出張。しかし、21年11月、私的な会食やゴルフなどの費用約60万円を業務上の関連があるように装い、会社の経費として請求していた。さらに、私的な贈答品の代金など約5万円を経費精算したほか、執務時間中、頻繁に社用車で私的な外出をするなどの行為があったという。
また、亀山氏は社長就任以降、ほぼ毎週スポーツ局内の主要な役職者を招集した報告会を主催。しかし、合理的な理由もなくスポーツ局長を参加させず、スポーツ局長との日常的な意思疎通も十分に行わなかった。それにより、スポーツ局内の指揮命令系統の混乱を招き、職場環境を悪化させる事態となった。
21年8月に同局の東京五輪の番組スタッフが飲酒を伴う宴会を開き、うち1人が緊急搬送されるなど、スポーツ局の社員らによる不祥事が続出。これを受け、21年12月に「役職員の業務監査・検証委員会」を設置。検証作業の中、スポーツ局統括も務める亀山氏による会社経費の私的使用など業務執行上の不適切な行為が判明した。
亀山氏は1982年に全国朝日放送(現テレビ朝日)に入社。世界水泳選手権の放送などを手掛けた。