清原果耶 優しさと狂気の二面性を表現「難しかった」

2022年02月16日 05:30

芸能

清原果耶 優しさと狂気の二面性を表現「難しかった」
<第76回毎日映画コンクール表彰式>助演女優賞を受賞した清原果耶(撮影・会津 智海) Photo By スポニチ
 【第76回毎日映画コンクール表彰式 】 【女優助演賞 清原果耶「護られなかった者たちへ」】清原果耶(20)は大人っぽい黒のドレスで登壇。司会の生島ヒロシ(71)が「さっそうと歩いてらっしゃいます!華があります」と絶賛する存在感を見せた。
 子供のころ東日本大震災で被災し、成長後は福祉保健事務所でケースワーカーとして働く寡黙な女性を熱演。身をもって感じた世の不条理に対する憎悪と恵まれない人への思いやりなど多面性をもつ難役だった。「優しさと狂気の二面性を、綿密に話しながら演じていました」と話した。

 役柄については「難しかった。セリフ覚えにうなされることはなかったですが、そうそうたるキャストの方に囲まれて毎日緊張して現場に入っていました」と振り返った。

 社会問題を扱う役柄を経て「ニュースを見るようになった。事実は一つだけじゃないんだと感じる。物事を信じすぎず、いろんな目線を持っていければ」と、さらなる成長を誓った。
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