仲野太賀、観客との懸け橋担い監督から評価「これからも精進していきたい」

2022年02月16日 05:30

芸能

仲野太賀、観客との懸け橋担い監督から評価「これからも精進していきたい」
<第76回毎日映画コンクール表彰式>男優助演賞を受賞しビデオレターで喜びを語る仲野太賀(撮影・会津 智海) Photo By スポニチ
 【第76回毎日映画コンクール表彰式 】 【男優助演賞 仲野太賀「すばらしき世界」】仲野太賀(29)は関西で新作の配信ドラマ撮影のため、欠席。ビデオメッセージを寄せた。
 念願の出演となった西川美和監督作品での受賞。「この素敵な賞にふさわしい演技ができた自信は正直ないですが、スタッフやキャストの皆さんに支えられて今日があることだけは確か」と感謝した。

 元殺人犯の再起の姿を追うテレビマンを演じた。代理でブロンズ像を受け取った西川監督は「普通の人からすると違和感のある(元殺人犯という)存在と観客の懸け橋となってくれた」と評価した。

 仲野は表彰式に出席できなかったのが悔しい様子。「作品を大事にしながら、これからも精進していきたい。いつかは会場に行けるように頑張りたい」とリベンジを誓った。

 西川監督は日本映画優秀賞の表彰では壇上にスタッフ陣とともに登壇。「一緒に作った人と賞を頂いたことを喜べるのはこんなに良いものなんだなと感じております」と喜んだ。

 主演の役所広司(66)の熱演も光った一作。「俳優が自分の一番良いところを出してくれた。それを引き出されたのは役所さんなのかなと思います」としみじみと語った。
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