田中健　西郷輝彦さんの訃報にショック隠せず　今年も年賀状届き「残念だし、悲しい、寂しいです」

　「星のフラメンコ」などのヒット曲やテレビ時代劇「江戸を斬る」などで人気を博した、歌手で俳優の西郷輝彦さんが20日に前立腺がんで死去したことを受け、俳優の田中健（70）が21日、自身のブログで、西郷さんを追悼した。 　田中は「何気なく携帯のニュースを開いて戸惑っています」と突然の訃報に動揺していることを明かし「西郷輝彦さん　YOU TUBEを見て　海外での治療の成功に回復なさっていると信じてました今年も年賀状もいただいていたのに。残念だし、悲しい、寂しいです」と惜しんだ。

　「舞台『明日の幸福』では西郷さんの鹿児島のお仲間にもたくさんご紹介いただきました。西郷隆盛の次に鹿児島では有名な西郷輝彦さんを実感した旅公演諸々盛り沢山な充実した旅公演でした」と回顧。「旅番組、ドラマ、プライベートでも食事会の思い出が多く残っています。西郷さんを最初に紹介下さった松永伍一先生も旅立れて、、、再会されましたか？」とつづった。

　「リーダーシップがあって、穏やかで温かくて、コンピューターにも強い理系脳でもあって。何ごとにも秀でた稀有な役者　何も言わずな旅立つなんてショックです」とショックを隠せず。「まだ、心は地上にいますか？？？もっと話したいです」と悲痛に呼びかけた。

　西郷さんは11年に前立腺がんを患い、手術を受けて患部を摘出。17年に再発した際は、放射線と抗がん剤による治療を受けた。17年11月に前立腺がんの再発を公表。診断されたの去勢抵抗性前立腺がん。昨年4月にオーストラリアに渡り、日本では未承認の治療を受け「がんが消えた」と報告していた。