西郷輝彦さんが闘った「去勢抵抗性前立腺がん」とは
2022年02月22日 05:30
芸能
西郷さんが公表していた去勢抵抗性前立腺がんについて、医師で医療ジャーナリストの森田豊氏は「前立腺がんの治療のためホルモン療法を行い、男性ホルモンの分泌が抑えられているにもかかわらず、悪化してしまう状態」と説明。現在の医療で完治するのは難しく、西郷さんは「PSMA治療」を受けるため渡豪した。
森田氏は「放射性同位体を使用し、前立腺がんの細胞だけを狙い撃ちする方法」と解説。西郷さんがYouTube内で「がんは消えたのにPSAの値が上昇した」と明かしたことについて「ある箇所のがんが無くなっても他に転移していた可能性や、一時的にがんがなくなった後に短期間で再びがん細胞が増殖したケースが考えられる」とした。