安藤美姫 ワリエワの世界選手権出場は連盟次第「ISUの決定したことには何もできない」

2022年02月24日 13:01

芸能

安藤美姫 ワリエワの世界選手権出場は連盟次第「ISUの決定したことには何もできない」
安藤美姫 Photo By スポニチ
 プロフィギュアスケーター安藤美姫(34)が24日、フジテレビ系「バイキングMORE」(月~金曜前11・55)にリモートで生出演し、ドーピング違反が判明しながら北京五輪の個人種目出場が認められたフィギュアスケート女子カミラ・ワリエワ(15)の問題についてコメントした。
 番組では、北京五輪での騒動を時系列で紹介。ワリエワが21日、ロシア選手団の一員としてモスクワで開催されたセレモニーに出席したり、既に練習を再開している様子などを伝えた。地元メディアによると、世界選手権(3月23日開幕、フランス)出場に向けて準備を進めているという。

 安藤はドーピング違反については「いちアスリートしてはやってはいけないことをしてしまった」としつつも、ドーピングに対する本人の意識、手段など「グレーな部分が多い」とも指摘。「いろんな可能性が見える中で、世界選手権に出場できるか否かというところは答えを待つしかできないのかなと思っています」と話した。

 世界選手権の最高決定機関は、国際オリンピック委員会(IOC)ではなく、国際スケート連盟(ISU)になる。安藤は「ISUの決定したことに対しては、選手もコーチ陣も連盟も、何もできないといいますか。ドーピング問題だけではなくて、私たち選手はいろんなことに対していろんな意見を持ちながら、いろんな試合に出場していました」とコメント。「今回の決定もどうなんだろう?と思うところはたくさんありますけど、最終的にISUが下した判断に対してはルール上、最終決定なので、その中でどれだけアスリートもベストパフォーマンスできるのか大事かな」とし、出場に関してはISUの判断次第とした。
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