薬丸裕英　世界選手権目指すワリエワの心中推察「1回、休むとそっちの恐怖の方が」

　タレント薬丸裕英（56）が24日、フジテレビ系「バイキングMORE」（月～金曜前11・55）に生出演し、ドーピング違反が判明しながら北京五輪の個人種目出場が認められたフィギュアスケート女子カミラ・ワリエワ（15）の問題についてコメントした。 　地元メディアによると、ワリエワは世界選手権（3月23日開幕、フランス）出場に向けて準備を進めている。スポーツジャーナリストの小林信也氏は、ワリエワが北京五輪に出場できた前例から、世界選手権にも出場できる可能性は高いとしている。

　ワリエワは3月に行われる国内大会に出場後、世界選手権に向かうとみられる。薬丸は「国内はいいけど、世界大会には出場したらいけないと思う。難しいのは、ISUが『出場はダメだ』と言っても、CAS（国際スポーツ仲裁裁判所）がOKしたら出場していいと思う。ということは出場するんですよね」とコメントした。

　一方で、「彼女のために、僕は出場しない方がいいと思う。彼女の意見ってそんなにないと思うんですよ」とも指摘した。その理由として、「ロシアのスケート選手は選抜メンバーみたいな感じで、『あなたが出ないならこの子を入れるわよ？いいのね？それでいいのね？』と言われたら、『じゃあ出ます』と、そんな感覚を想像している」と推測。「ここで1回、休んじゃうと…という、そっちの恐怖の方がワリエワ選手は大きなウエートを占めているんじゃないかなという気がしますね」と、強迫観念に駆られている可能性にも言及した。