ウクライナ出身の政治学者 「戦争を止めるには、プーチン個人、ロシア全国に対する最大限の制裁が」

2022年02月25日 11:29

芸能

ウクライナ出身の政治学者 「戦争を止めるには、プーチン個人、ロシア全国に対する最大限の制裁が」
フジテレビ社屋 Photo By スポニチ
 ウクライナ出身の政治学者、グレンコ・アンドリー氏が25日、フジテレビの情報番組「めざまし8(エイト)」(月~金曜前8・00)に出演。バイデン米大統領が24日に、ホワイトハウスで演説し、ウクライナに侵攻したロシアの最大手銀行の取引制限や先端技術関連の輸出規制などの「強力な追加制裁」を発表したことなどについて言及した。
 日本の岸田文雄首相も25日に官邸で記者会見し、ロシア軍によるウクライナ侵攻を非難し、追加的な経済制裁策を発表。原油価格高騰の追加対策として、激変緩和事業を大幅に拡充・強化し、小売価格の急騰を抑制すると表明。北方領土問題に対する日本の立場は変わらないと強調し、領土交渉への影響については「現時点で予断することは控えたい」と述べた。

 MCの谷原章介に「なぜプーチン大統領本人への制裁にいかないんでしょうね」と聞かれたアンドリー氏は「私もそれが最も疑問に思っているところで、昨日の今日だから、まだそこまでできていないのか、あるいはそこまでする覚悟がないのか、それは分からない」。

 その上で「この戦争を止めるには、プーチン個人に対する制裁とロシア全国に対する最大限の制裁が一刻も早く必要ですね。今日に発表された制裁はまだ第一段階として考えて、これからもっともっと強力な措置を一刻も早く出さないと悲惨なことになります」と話した。
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