野村修也氏　ロシアSWIFT排除での影響に「値上げにもある程度我慢しなくては」

　弁護士の野村修也氏が1日、日本テレビ系「情報ライブ　ミヤネ屋」（月～金曜後1・55）に生出演。ロシアのSWIFT排除に伴う、日本での食品等の「値上げ」ついてコメントした。 　番組では、ロシアによるウクライナ侵攻を巡り、ロシアに対し各国が国際決済ネットワーク「国際銀行間通信協会（SWIFT）」からの排除、金融制裁を科すことで合意し、この制裁が日本や西側諸国に与える影響について紹介。

　SWIFT排除は“最強の経済制裁”とされ、対象となるロシアの金融機関を送金の国際枠組みから締め出すことになり、ロシアの貿易を停滞させて経済的な打撃を与えるのが狙い。発動されればロシアからの天然ガスなどの輸出が滞る可能性が高く、資源の高騰によって日本の経済や家計に打撃となる「ブーメラン効果」の懸念もある。

　野村氏は「今まさにウクライナの危機があって、これで（ロシアが）SWIFTから外れて、自分たちの方に返り血を浴びるという形で値上げに繋がってくるんですけど、ここはやっぱりウクライナの人たちを助ける意味でですね、我々としてはこの値上げにもある程度我慢しなくてはいけないところもあるかなって気もしますね」とコメント。

　さらに、「ウクライナの問題に関して言うならば、ルーブルがものすごく今下がってますよね。これを買い支えるための、色々な資金を調達しようとするロシアの資金の流れをきちんと抑えて、私たちが追い込んでいくっていうことが大事だと思います」と述べた。