「鎌倉殿の13人」三谷組・相島一之 5年ぶり大河は運慶役「感動」「私の俳優人生は三谷の作品と共に」
2022年03月01日 17:13
芸能
俳優の小栗旬が主演を務める大河ドラマ61作目。タイトルの「鎌倉殿」とは、鎌倉幕府将軍のこと。主人公は鎌倉幕府2代執権・北条義時。鎌倉幕府初代将軍・源頼朝にすべてを学び、武士の世を盤石にした男。野心とは無縁だった若者は、いかにして武士の頂点に上り詰めたのか。新都・鎌倉を舞台に、頼朝の13人の家臣団が激しいパワーゲームを繰り広げる。三谷氏は04年「新選組!」、16年「真田丸」に続く6年ぶり3作目の大河脚本。小栗は8作目にして大河初主演に挑む。
相島が今回演じる運慶は、日本中世に輝く天才芸術家。北条家のため、珠玉の仏像の数々を生み出す。
相島は「日本を代表する仏師・運慶。誰もが名前は知っているのに、実はどんな人だったのか誰も答えられない。そんな謎の人物を『鎌倉殿の13人』で演じられることに感動し、とても光栄に思っています。武士たちが熾烈な権力闘争を繰り広げた時代の中で、芸術家はどう生きたのだろう。きっと美と向き合いながらも、したたかに逞しく武士の時代を生き抜いたに違いない。運慶という『芸術』の人が北条を筆頭とする鎌倉殿を取り巻く人たちと相まみえるのが楽しみで仕方がありません」と心躍っている。