アンガールズ田中 監督・榊英雄の女優への性的加害報道に「キャスティングとかが性行為で決まるって」

2022年03月11日 13:28

芸能

アンガールズ田中 監督・榊英雄の女優への性的加害報道に「キャスティングとかが性行為で決まるって」
お笑いコンビ「アンガールズ」の田中卓志 Photo By スポニチ
 お笑いコンビ「アンガールズ」の田中卓志(46)が11日、フジテレビ系「バイキングMORE」(月~金曜前11・55)に出演。俳優で映画監督の榊英雄(51)が、自身のワークショップに参加した女優らに性行為を強要したとされる問題について言及した。
 週刊文春で複数の女優に対する性加害が報じられた榊は、謝罪コメントを発表し、文春の記事の内容については「事実であることと、事実ではない事が含まれて書かれておりますが、過去のことをなかった事には出来ません。それをしっかり肝に銘じ、これからの先へ猛省し悔い改めることを誓い、人を、日々を大事に生きていきたいと思っております」などとした。この問題で、今月25日に予定されていた榊が監督を務めた映画「蜜月」の公開がいったん中止された。

 田中は「キャスティングとかが性行為で決まるってことは、この業界がみんななくさないといけないわけじゃないですか。それがいまだにあるって感じの印象を受けたのが僕はショッキングだった」と言い、「監督からしたら例えばそういう人が近づいてきても、女優さん側からもしそういうふうな人がいたとしても、それを断らなきゃいけないし、ゼロにするには監督がそういうことをやらなければ始まらない」と指摘。そして「そういう人がゼロになったら、そういう女優さんもいなくなるわけだから、実力社会の、みんなが実力を発揮できて正式にキャスティングされていくということだけにしなきゃいけないと思うんで、やっぱりちょっと(監督の)行動に納得いかない部分が多いかなって気がします」と自身の思いを話した。

 これに対し、坂上忍は「田中が言ったように監督という立場を利用してっていう側もいれば、女優さんの方が自らっていうパターンもあるのが僕は現実だと思うので、そこらへんがじゃあどうやってゼロにするんだっていうのはなかなかどうして難しいところもあるのかなって思いますけど」と自身の見解を話した。
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