科捜研の女「Season21」最終回、沢口靖子演じるマリコに“相棒”土門ねぎらい「俺にとっては誇り」
2022年04月07日 22:04
芸能
京都府警科学捜査研究所の法医研究員・榊マリコ(沢口)ら個性豊かな研究員が、専門技術を駆使して事件の真相解明に挑むシリーズの第21弾。最終回は昨年12月の第8話に登場した“最強の敵”「殺人AI」を操る天才研究者・宮越優真を怪演で魅せた美村里江が再登場、マリコを史上最悪の危機に陥れるという展開。
1999年10月21日の初回放送から23年。番組オープニングでは開始当初の映像が流され「23年の感謝をこめて」の文言とともに本編に入った。次々に起こる不審な死亡事件にフェイクニュース、SNSでの真偽入り乱れる噂の広がりなどを絡め、科捜研もほんろうされる様子を描いた。わなにはめられ、危機に陥ったマリコだったが、科捜研メンバーの助けによって事件は解決に至った。
エンディングは科捜研施設の屋上でチームのメンバーが集まり、マリコに一言ずつ声を掛けるシーンとなり、長年の“相棒”でもある土門薫(内藤剛志)から、23年前からに最初に出会った時を回想しつつ、マリコに「負けず嫌いで頑固で絶対に折れない。こんな女とは一緒にやるもんかと思った。面と向かって褒めるのは初めてかもしれないが、お前は大したやつだ。俺にとっては誇りだ、お前じゃなきゃここまでやってこられなかった」と思いを語ると、マリコは「私だって完璧じゃなかった。つまずいたり心が折れることもあった。きょうまでやってこられたのはみんながいてくれるから、ここまで来られたの。だから、今まで本当にありがとう」と感謝を伝えて、ラストを迎えた。
番組予告では「マリコ、最後の事件…史上最悪の危機…チーム科捜研、解散!?衝撃ラスト!」とし、新聞などのテレビ欄では“縦読み”で「あリがとう」の表記も掲載された。