加藤浩次「何も言わずにやるしかない」 万引解雇の元ボイメン小林に、謹慎した相方・山本の実例で激励
2022年04月17日 05:31
芸能
「バイきんぐ」小峠らにも同様のメッセージがあったというが、加藤は「俺はちょっと全然違うところから連絡取った」と説明し、詳細なやり取りを言及。「反省してましたが、僕は結構厳しいことは言いました。お前がやったことだ、とはっきり突き付けて、言いました。どう思ってんだ、ということも言いました」ときっぱり話した。
小林については文春オンラインが今月8日、昨年10月3日に福岡市内の薬局で万引したと報道。盗もうとしたのは計約9000円相当の化粧品など。店員に追いかけられ商店街を300メートルほど逃げたが、捕まって警察の聴取を受けた。弁償もしたため逮捕はされなかったという。この報道前に元所属事務所は、元々小林のグループ卒業を発表予定だったが万引が判明したため即日解雇にしていた。
加藤は小林について「ラジオのリスナーとファンの方には申し訳ない。そこは本心で思っているような言い方をしていました。否定できないし、事実と認めながら、反省していた。その間、ラジオを続けていることも良心の呵責があったし」と付け加えた。万引きをした去年の10月前後には、今後の人生について迷っていた時期だというが、「そうなったからとて、やっていいことでは絶対にない」とたしなめた。
ただ、一方で「ここから彼の人生がとうなっていくのか、僕は本当に見たいなと思います。33歳と考えた時に、ここから彼の人生は50年以上ある。そこでいくらでも人生は変えられる。ファンの方でショックを受けている方もいっぱいいると思う。ずっと応援して、悔しい思いの人もいると思う。その人たちも、やっぱりこれからの彼をどう見ていくか、ということをちょっと考えてもらいたいなと思います」と思いを口にし、「(小林を)守る訳ではないんだけど。ここからだよね、どうしていくのか。そういうものだからね、人生は。あるから、何でも。山本なんか、一番分かるだろ」と、相方の山本に振った。
山本もかつては不祥事を起こし、吉本興業から契約解除され長く謹慎生活を送っている。山本は「本当に、ここからは本人ですね。周りがいろいろと助けてくれたりするかもしれないですけど、やっぱり本人ですよ」と話し、加藤も「山本だって、当時は言いたいこともあったと思うの。あまり、ぶり返したくはないと思うんだけど。そこで何も言わずにやるしかないんだよね。そこで言い訳しても仕方ないから」と加え、山本も「本当にその通りです」と同調した。
その上で加藤は「事実と違うこととか、言いたいこととか、誤解しているファンの方がいっぱいいても、そこは受けいれて、あいつはやるしかない。俺はここから、本当に頑張ってほしいな。今やったことを自分の中でちゃんと受け止めて、ここから頑張るんだと、それが一番大事」と熱く語り、さらに「これからどういう道に進むのか。また芸能界でやりたいと思うのか。一般の仕事をやるにしても名前があるから大変だと思う。そうやって受け止めて、あいつが自分の道を1個1個歩んだ時に、俺は本当に応援してやりたいと思う。会えるのかどうかも分からないけど」とメッセージも送った。
さらに「あとはボイメンの残ったメンバーも頑張ってもらいたい。ファンの方も、グループを応援してやってほしい」と呼びかけていた。
また、先週の放送で音声トラブルがあり、小林が出演できなかった経緯に関しては、今回の万引き騒動とは関係ないと番組内で報告した。