前園真聖 秀岳館高サッカー部“暴行騒動”で持論「教育ってことをもう1回、見直さないといけない」
2022年05月08日 11:23
芸能
前園は「(部活動での暴力は)サッカーだけでなく、他の部活でもだいぶなくなってきたというのは聞いていたんですけど、まだやっぱりこういう学校が残っているって言うのはすごく残念です」とコメント。「自分もこういう高校時代を経て、厳しい監督もいたし、手をあげられたこともあったんですけど、そのことによって、スポーツの向上ができたかっていったら、できていない。厳しくして、手をあげられて、サッカーがうまくなったり他のスポーツがうまくなったりってことは絶対にないと思う」と自身の経験を交えて語り、「これが日常的にあるかないかってよりも、そういうことがあるって時点で、選手たちは負ければまた監督に何かやられるとか、圧力もあったりとか、そういう中でスポーツをやるってことは一番、スポーツを楽しめていないし、向上できないと思うので、その仕組みを知っていたのか、高校時代も知っていたのかわからないですけど、監督のこれから、コーチも含めて、指導者の資格は高体連ではなくて、サッカー協会の管轄になると思うので、これからいろいろな処分が出てくると思う」と見解を示した。
「個人的にはおそらく他の高校でもあると思っているんです。だから、こういう機会にこういうのをなくしていかないと、スポーツの向上っていう前に全員がプロに行けるわけでもないし、人間的にそのあと、育って、いろいろな分野に行くかっていうのが大事だと思うから、育成のほうが大事だと思う。そこを考えたら、勝つことだけがすべてじゃないし、ちゃんと教育ってことをもう1回、見直さないといけないと思う。これを機会に全部洗いだしてほしい」と訴えた。