フランスの第75回カンヌ国際映画祭で、カメラドール(新人監督賞)のスペシャルメンション(特別表彰)を授与された「PLAN75」(17日公開)のシニア限定試写会が2日、都内で行われ、早川千絵監督(45)が上映後のティーチインに出席した。
帰国後に取材依頼が急増し、公開までスケジュールはビッシリとなり「反響の大きさにビックリ。公開への追い風になれば」とうれしい悲鳴。映画のテーマである、75歳で生死を選択できる制度に関し当該年齢の観客から多くの意見が寄せられ「制度の是非を問うのではなく希望につながる映画だと感じてもらえれば」と訴えた。