小倉智昭 膀胱がん全摘「小腸60センチ切って…常に尿漏れパッドあてて生活」 包み隠さず発信するワケ

2022年06月06日 14:37

芸能

小倉智昭 膀胱がん全摘「小腸60センチ切って…常に尿漏れパッドあてて生活」 包み隠さず発信するワケ
小倉智昭氏 Photo By スポニチ
 キャスターの小倉智昭氏(75)が6日放送のテレビ朝日系「徹子の部屋」(月~金曜後1・00)にゲスト出演。がん治療のための半年間の休養から、今年4月に復帰。活動を再開した現在の体調について語った。
 2016年に膀胱(ぼうこう)がんが分かり、2018年に膀胱を全摘出。その後の生活について「不便なもんですよ。膀胱を全部取って、ストーマといってお腹に尿の出口を作るタイプと、私のように代用膀胱を作るものがあるんですが。小腸60センチほど切って、膀胱を作ったんですね。それは50ccしか入らなかったんだけど、だんだん伸びて、今は4、500cc入るようになってきた」という。

 「ただ、尿意を感じたりしないので、時間を決めて自分でお手洗いに行かないといけない。腹圧がかかったりすると尿漏れを起こすんですよ。ゴルフなんてやるとショットのたびに起こす可能性があって。ですから常に尿漏れパッドをあてて生活しています」と明かした。

 さらに「尿漏れパッドの処理に困って。男性用のトイレには入れる物が置いていないので。今は60過ぎてから尿漏れする人も多いので、そういうのを作ってほしいと散々言っていたら運動が広まって、公共の場所にも男性のサニタリーボックスを置いてくれたりしているんですよ。ただ、小さい入れ物が多いんですよ。男性の尿漏れパッドはけっこう大きいものなので、もう少し大きくしてもらえればと思いますけど」と語った。

 包み隠さず話す姿勢に「事務所の人間や家内は、タレントってイメージがあるから、あんまりそれは言わない方がいいんじゃないですかと言うんだけど、何かお役に立てることがあるんだったら発信した方がいいんでね」と経験者だからこそ語れることを積極的に発信したい考えを明かした。
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