モーニング娘。’22 森戸知沙希が卒業「過ごした時間は私の宝物です」

2022年06月21日 05:00

芸能

モーニング娘。’22 森戸知沙希が卒業「過ごした時間は私の宝物です」
森戸知沙希(中央)の卒業公演を行ったモーニング娘。’22
 「モーニング娘。’22」の森戸知沙希(22)の卒業公演が20日、東京・日本武道館で行われた。この日をもってグループを卒業。最新曲「Chu Chu Chu 僕らの未来」など全27曲を披露し、集まった約9000人を沸かせた。
 森戸は、2014年にカントリー・ガールズの新メンバーに選ばれ、翌年メジャーデビュー。17年に「モーニング娘。’17」に加入し、2つのグループを兼任しながら活動。19年にカントリー・ガールズを卒業し、モーニング娘。の専任となった。

 愛称は「ちぃちゃん」。かわいらしいルックスとハスキーな歌声、キレのあるダンスでファンを魅了した。

 外見からは想像できないど根性の持ち主としても知られる。モーニング娘。加入後の初ツアーでは70以上もの楽曲を覚えた。卒業公演ではモーニング娘。に加入して初めてのコンサートで披露した「笑顔YESヌード」を披露。「不安そうに踊っていた子が、“モーニング娘。なんだ”って自分でちゃんと意識を持ちながらパフォーマンスできるようになって凄くうれしい」と胸を張った。

 「ロマンスに目覚める妄想女子の歌」歌唱中には、後輩の岡村ほまれ(17)を優しく抱きしめ、頭をなでる一幕も。岡村は、最後のMCで「お休みしている期間に温かいメッセージをくれて本当に救われた。森戸さんのおかげで強くなれた」と涙ぐんだ。牧野真莉愛(21)は、ドラゴンボールの悟空のモノマネでユーモアたっぷりに惜別。リーダーの譜久村聖(25)は「ちぃはかわいいし、かっこいいし、尊敬するし、特別だし、いとしい」と語り、「ちぃの頑張りがあったからこその5年間」とねぎらった。

 アンコールでは、メンバーカラーの白とカントリー・ガールズ時代のオレンジに染まった会場に純白のドレス姿で登場。「カントリー・ガールズとして過ごした時間も、モーニング娘。として過ごした時間も“いとおしくて忘れられない”私の宝物です」と笑顔。「大好きな曲」だという07年のシングル「みかん」を涙を流しながらも力強くソロ歌唱した。最後は憧れの先輩である鞘師里保(24)のラストシングル「ENDLESS SKY」をメンバー全員に囲まれながらパフォーマンスし、約7年半のハロー!プロジェクトでのアイドル人生に幕を下ろした。卒業後は、英語圏への海外留学を予定している。

 会場にはカントリー・ガールズOGの山木梨沙(24)、小関舞(20)、船木結(20)、梁川奈々美(20)、モーニング娘。OGの佐藤優樹(23)らも駆け付けた。
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