加山雄三「最終的に17億」の借金生活は「働いちゃ、返す」と振り返る

2022年07月15日 14:42

芸能

加山雄三「最終的に17億」の借金生活は「働いちゃ、返す」と振り返る
加山雄三 Photo By スポニチ
 歌手の加山雄三(85)が15日、文化放送「くにまる食堂」(月~金曜前11・00)にゲスト出演。今年限りでコンサート活動からの引退を決めた加山がこれまでの芸能生活を振り返った。
 加山の芸能界入りについて「親父は反対していたんだ」と父で俳優の上原謙から当初、反対されたものの東宝のプロデューサーから誘われ「俺、やるよ」と芸能界入りを決断。すると、上原が「自分がまいた種は自分で刈り取る。その精神でやるんだったらやってもいいって」と最終的に認めてくれたと明かした。

 「若大将シリーズ」が大ヒットし、スターの座に登り詰めたものの地元、神奈川県茅ヶ崎市に開業したホテルが倒産。加山も会社に名を連ねていたことから負債を背負い「パシフィック(ホテル)の負債は23億って言われたよね。結局、最終的に17億、返済をし終わったよ。10年かかった。10年で完全に終わった。そういう返済の仕方をした奴は世の中いないって」と10年で17億の借金を完済したと振り返った。

 「どうやって完済したかって、働いた。それこそ食い扶持だけ残して、あと全部返す。働いちゃ返す。ある時は本当に卵1個しかない、1日ね。ご飯を卵1個かきまぜて夫婦で分けてよ、しょうがないんだもん。苦労したね。人間は練って練って練りまくったら、いいところいくね最終的に。俺はそう思うよ」と働いてはお金を返す極貧生活を続け、10年間で返し終わったと懐かしんだ。
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