加山雄三　初「オールナイトニッポン GOLD」パーソナリティー　歌手活動61年を語り尽くす

　ニッポン放送は25日の「オールナイトニッポン　GOLD」（後10・00）で、年内で歌手活動からの引退を発表している加山雄三（85）がオールナイトニッポン史上初めて、パーソナリティーを担当することを発表した。 　加山は1960年に映画デビュー。全17作にも及ぶ主演映画「若大将シリーズ」を大ヒットさせ、歌手としても1965年に発売された「君といつまでも」をはじめ数々のヒット曲を生みだすなど、日本を代表する俳優、歌手として活動してきた。その中、今年6月19日、高齢を理由に「まだ歌えるうちにやめたい」として、コンサート活動を年内をもって卒業すると発表。12月中に開催する船上ライブを最後にコンサート活動を終了することを決断した。

　一般のホール公演としては最後のパフォーマンスとなる9月9日の「加山雄三ラストショー～永遠の若大将～」は、全国47都道府県の映画館で生中継（ライブ・ビューイング）され、ラストショーを盛り上げるべく、出世作の映画「若大将シリーズ」復活上映の開催も、8月26日から9月8日までの2週間限定で決定。コンサート活動卒業を前に高まる熱気の中、自身の思いをラジオで語り尽くす。「加山雄三にとって、コンサートとは、音楽とは、歌とは何なのか」。歌手活動61年の思いが詰まった2時間となる。

　番組では、メッセージも募集。質問やライブの思い出、加山雄三サウンドの魅力など、kayama@allnightnippon.comですべてのメールを受け付ける。

　▼加山雄三　僕も長いこと活動してきましたが、オールナイトニッポンも本当に長いですよねえ。1967年から現在までずっと放送されているのは、多くの方々に愛されているからこそだと思います。そんな歴史ある番組でパーソナリティーを務めさせていただくこと、今から楽しみにしています。音楽やコンサートについてたっぷりとお届けします！ぜひ聴いてください！