「かわいすぎる」藤岡弘、長男 ダイナ真威人になれ!いつかは父のようなアクションスターに変身だ
2022年08月13日 05:30
芸能
真威人は「この作品で、もっと俳優として大きくなりたい」。幼い頃から「役者になりたい」という思いを募らせ、父であり、俳優の藤岡弘、の背中を追いかけていた。「アクションが大好きで、ヒーローが悪から人々を守る姿に引かれた。自分の体を使って見る人の心を奮い立たせる職業、格好良すぎますよね!?」
夢は現実となり、昨年12月に公開の映画「仮面ライダー ビヨンド・ジェネレーションズ」で、父が演じた本郷猛/仮面ライダー1号役に抜てきされた。映画初出演作で“親子2世ライダー”を全う。今年4月に本格的に俳優活動を開始。支えになっているのは「真威人」という名にちなんだ父の言葉だ。「真に威厳のある人」という意味を込めて父とともに考えた芸名。「父からは名前をもじって、お前はダイナ“マイト”のような男になるんだ!と言われます」
ダイナマイトのような“爆発力”を父に期待され、全力で役柄にぶつかる。そして込めた思いは画面を通じて伝わり、視聴者の心に届いている。
役どころは、自衛官一家の末っ子で「父や兄2人のようなたくましい男になりたい!」と真っすぐな思いを抱く青年。「目標に向かうバックグラウンドや、心身ともに強くなりたいという気持ちも同じ。共通点ばかりで、等身大で演じてます」
自衛官候補生たちの成長を描いた第1部は10日放送の第6話で終わり、17日放送の第7話からは自衛官になった主人公たちの活躍を描く第2部が始まる。災害現場などに赴く普通科に進んだ主人公たちに対し、真威人の役どころは、大砲やロケット弾を扱い、地上の広範囲の地域を制圧する能力を有する野戦特科で活動。「第2部では町田さん演じる主人公の心のオアシスというか…そんな感じで少し出ます。楽しみにしていてください!」
今回がスポーツ紙での単独初インタビュー。撮影では真夏の太陽のもと、大量の汗をかきながら「こうですか?」とコミュニケーションを取ってアクションポーズを決めた。「これまで4きょうだいで取材を受けたりしてたので、僕一人のインタビューがうれしい。いつか父を超え“藤岡真威人”という一人の俳優として見られるようになりたい」
夢はやはり「アクション進出」。思いを胸に“令和のアクションスター”への道を駆け抜ける。
◇藤岡 真威人(ふじおか・まいと)2003年(平15)12月28日生まれ、東京都出身の18歳。中学の時に柔道の全国大会に出場し、団体で銀メダルを獲得した。2020年3月、ゲーム会社「SEGA」の60周年プロジェクトアンバサダー「せが四郎」に就任し、CMで俳優デビュー。今年4月にテレビ朝日系「恋に無駄口」で連ドラ初出演。好きな歌手はBUMP OF CHICKEN。1メートル80。
《姉や妹も芸能界で活躍中》4きょうだいの長男となる真威人だが、他のきょうだいもそれぞれ芸能界デビューしており、活躍の場を広げている。姉の天翔愛(20)は昨年5月にミュージカル「ロミオ&ジュリエット」で女優デビュー。妹の天翔天音(17)藤岡舞衣(14)も女優・モデルとして注目を集める。父の手厚いサポートもあるといい、真威人自身は「テッパチ!」で自衛官役を演じるにあたって、「父が手作りでご飯を作ってくれて“食トレ”しました」とニコリ。撮影中に約8キロ増量したことを明かした。