UUUM　イベント乱入＆ヒカキンに接触の不審者の侵入方法は「相当に特殊であった」と報告

　UUUMは15日、公式サイトを更新し、14日に同社主催のイベント「オールスター大運動会＠代々木競技場」で不審者が乱入した経緯を報告。会場建物への侵入方法について「相当に特殊であったことが判明」と報告した。 　UUUMは「あらためて経緯と、今後の対策方針についてご報告いたします」とし、会場への侵入方法は「大多数のイベントと同等の警備体制を敷いておりました。従って、チケットを所持せずに会場建物に立ち入ることができない導線設計を確立しておりました」と報告。だが、「当該不審者の会場建物への侵入が、チケットを所持され建物内に入場済みのお客様を利用する形で行われ、その方法が相当に特殊であったことが判明しており、この点については、運営委託先各社と重要な課題として喫緊の対策が必要と考えております」とした。

　また、侵入後には「パスチェックゲート以外の箇所を突破した事実が判明しており、この点については、ディスクガレージ社における体制が十分でなかったとのコメントをいただいております」とし、ディスクガレージ社からの「弊社としては基本的な使命として、出演者・スタッフ及び来場者の安全を確保することを大前提と考えております。また、日頃その点に留意して警備体制を構築・運用してまいりました。この度のような想定外のケースに関しましては、各会場の構造や導線を再確認し、再発の防止に努めてまいります。関係各位に多大なるご迷惑をお掛けしたことを深くお詫び申し上げます」とのコメントを発表した。

　最後に「当社は、今後開催するイベントに関し、改めて出演者、来場者およびスタッフの安全確保を最優先として、委託先各社とともに、運営警備体制の強化・改善に取り組んでまいります」としている。

　事件は、同イベントに見届け人として出演したヒカキンに不審者が接近。ヒカキンの肩を組んだり、ピンマイクを奪って喋り声を入れるなどの行為をする場面が映し出され、視聴者や出演者らは騒然となった。その後、スタッフによって乱入者が連れ出された。UUUMも公式サイトで事件が発生したことに「HIKAKINをはじめとした出演者の皆さま、ならびに、ご来場の皆さま、配信をご視聴の皆さまにご不安ご心配をおかけしたことにつきまして深くお詫び申し上げます」と謝罪。続けて「当該事件発生直後、侵入者を複数スタッフにて取り押さえ、所轄の代々木署の警察官の方々へ引き渡しました。現在も警察官により身柄を取り押さえられておりますので、ご安心ください」と説明した。また「「今後は、警察の捜査にお任せすることになります」としていた。

　ヒカキンはその後、自身のツイッターで「イベント中にステージで不審者に接触されたのですが、わたくしヒカキン怪我など一切なく、無事でした。メンタル的な部分に関しても大丈夫です。ショッキングな映像が流れてしまい申し訳ありません。ご心配ありがとうございます」と報告した