サンド伊達 甲子園大会準決勝での東北対決に喜びも…「何とも複雑な気持ちなのは確か」

2022年08月19日 07:56

芸能

サンド伊達 甲子園大会準決勝での東北対決に喜びも…「何とも複雑な気持ちなのは確か」
「サンドウィッチマン」の伊達みきお Photo By スポニチ
 お笑いコンビ「サンドウィッチマン」の伊達みきお(47)が19日、オフィシャルブログを更新。夏の甲子園大会史上初めてとなる準決勝での東北対決に向け、喜びと複雑な思いの両面を書き記した。
 「宮城VS福島」の題名で、仙台育英の勝利を伝える地元紙を掲載。「夏の甲子園!我が宮城県代表の仙台育英高校がベスト4進出!素晴らしいっ!」と記し「流石!宮城県大会で我が母校の仙台商業高校を8回コールドで勝っただけあるなぁー!いや、仙商コールド負けかい!やっぱり強いなー!」と一人乗りツッコミで出身地・宮城の学校の進撃をたたえた。

 「育英は、いつも甲子園で戦いながらどんどん強くなっていく印象がある。今年の育英も、投打の総合力が素晴らしい。投手陣も充実しているし、どこからでも得点出来る打力も魅力」と分析。「いやぁ、楽しみだなぁー。そして、須江監督の試合後のインタビューが本当に素晴らしい。まず必ず相手チームを讃え、自らのチームの選手たちを讃える。終始、とても謙虚な姿勢が、見ていて気持ち良いし更に応援したくなる」と思い入れをつづった。

 第104回を迎える全国高校野球選手権大会だが、過去、東北勢の最高成績は準優勝。深紅の大優勝旗は「白河の関」を越えていないと言われる。駒大苫小牧(南北海道)が04年に北海道勢として初優勝を果たし、地理的な観点で言えば越えたことにはなるが「ただ、やはり陸路で超えたいじゃない」が素直な心情。「地元、宮城県代表の仙台育英高校がこのまま優勝して欲しい!頑張れ!仙台育英!」と心からの応援コメントを記した。

 地元の学校を全力で応援したい…。しかし、話には続きがある。「と。。素直に宮城県代表の仙台育英高校を応援したいのですが。。準決勝の相手が、何と、、お隣の福島県代表・聖光学院。。いや、甲子園大会の準決勝で東北対決だなんて…本当に凄い事で歴史的な対戦なんですが。地元宮城県代表と、大好きな福島県代表との戦いに何とも複雑な気持ちなのは確か」と実は揺れる心情も。なぜなら「聖光学院高校のユニホームの左袖には「伊達市」の文字が。福島県伊達市にある聖光学院高校。しかも、我が伊達家のルーツは、この伊達市なんです。。とてもとても深い縁があり、僕の先祖は伊達市にお城を構えていた。そして、そんなご縁があり我々サンドウィッチマンは、福島県伊達市の観光親善大使に任命されているわけです。勿論、仙台市の観光大使もやっているので…。大使を担っている2つの地域同士が甲子園の準決勝で戦うという事。。」の背景が。

 それでも根底には地元愛とともに「東北愛」の熱い思いがあるだけに「両チーム頑張って欲しい!!こんな事を言うのはどうかと思うが、どちらが勝っても決勝戦に東北のチームが進出するって事。出来れば、決勝戦で見たかった対戦ですが。お互い、良く知るチームだから戦い辛いとも思いますが、甲子園のお客さんを熱狂させて欲しいですね!頑張れ!仙台育英!頑張れ!聖光学院!どっちかが勝って、優勝だ!!」と両チームへの平等な応援を誓い、好試合を願った。
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