秋元康氏 カンブリア宮殿800回記念放送に登場 村上龍氏&小池栄子がカリスマの日常を追究

2022年09月04日 07:00

芸能

秋元康氏 カンブリア宮殿800回記念放送に登場 村上龍氏&小池栄子がカリスマの日常を追究
カンブリア宮殿に出演する秋元康氏(C)テレビ東京 Photo By 提供写真
 テレビ東京「カンブリア宮殿」(木曜後11・06)が、2006年4月のスタートから、8日の放送で800回を迎える。記念回のスペシャルゲストとして、作詞家・プロデューサーの秋元康氏(64)が8日および15日の放送に出演する。
 カンブリア宮殿はこれまで企業のトップを中心に多彩なゲストが登場。作家・村上龍氏の視点を通して企業の本質に迫ってきた。視聴者と近い目線で質問を投げかける女優の小池栄子の存在感も大きく、番組開始以来、不動の二人がMCを担当している。

 今回のゲスト、秋元氏は10代で放送作家としてデビュー以来、作詞家として「おニャン子クラブ」の楽曲や美空ひばりの「川の流れのように」、そして、2006年からAKB48を、2011年からは乃木坂46をプロデュースし、社会現象を起こした。番組では、64歳になった現在も365日、膨大な仕事量をこなしている秋元氏の日常に密着。「激流を掴む先駆者に聞く」と題し、2週連続で村上氏と小池が追究する。

 収録後、秋元氏はカンブリア宮殿について「長寿番組が生まれにくい時代に16年半、800回続くということは、日本のテレビ史上とても重要な意味を持っている」とコメント。「テレビの役割も、視聴者のニーズも、目まぐるしく変わり続ける中、これだけの長寿番組になったのは、ナビゲーターの村上龍さんと小池栄子さんの時代を冷静に客観的に捉える“定点観測の眼”にあると思います」と語った。

 放送800回に際し、村上氏は「あまり実感がありません。800回を数えますが、毎回新鮮味がありテレビの素人なのでいつも緊張しています。これからも、素人目線を貫いていきたいです」と謙遜。小池は「気づいたら16年半、800回になっていました。ここまで長い番組に携わったことはないので、率直に嬉しいです。龍さんの生き方、発言はずっとブレていないので、いつも勉強になっています」と前向きに語った。

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